デジタル時代を迎えた今、改めて手書きの価値が注目されています。そんな手書きの「創造性」と、デジタルの「利便性」を兼ね備えたアイデア発想サポート文具が〈Kumikae-Note〉。新発想の9マスふせんでアイデアを創造する、ワークショップツールです。
「これからの時代のスマート文具」という命題に対し、つくり手とユーザーの実感を大切にする原点回帰のために、「デザイン思考」という新たなアプローチを採用。Biotopeの佐宗邦威氏、東海大学の富田誠准教授にご協力いただき、エスノグラフィック調査(行動観察)などのユーザー検証をもとにワークショップを重ね、開発チーム・ユーザーで共創することで〈Kumikae-Note〉が誕生しました。
株式会社BIOTOPE
CEO / Chief Strategic Designer
東京大学法学部卒。イリノイ工科大学デザイン学科修士課程修了。P&Gにて、ファブリーズ、レノアなどのヒット商品のマーケティングを手がける。ソニー クリエイティブセンターにてソニー全社の新規事業創出プログラムの立ち上げなどに携わった後、共創型戦略デザインファームbiotopeを設立。
東海大学教養学部芸術学科
デザイン学課程 / 准教授
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。デザインエンジニアリング系のスタートアップ創業、早稲田大学政治学研究科助手などを経て、現職。
近年は、共創を実現するための「視覚的対話」をテーマに取り組んでいる。
3×3のマス目が発想のポイント。「中央を起点にアイデアを拡散」「断片アイデアを中央で集約」さまざまな使い方が可能です。
ふせん裏の両脇に糊引きすることで、貼りつけた際のめくれを防止。撮影しても影が出にくく、記録をキレイに保存できます。
撮影したふせん画像は、専用アプリを使って画面上で自由に編集可能。貼り出したアイデアをさらに整理することができます。
9マスのふせんを使ってアイデア出し。いつでも、どこでも、手書きでリラックスしてアイデアを考えられます。
アイデアを持ち寄りワークショップ。ふせんをくみかえてアイデアを体系化したり、ビッグアイデアにつなげます。
ワークショップ後は、専用アプリで撮影しデジタルデータに変換。会議結果も簡単に保存できます。
保存したアプリ内の撮影データはPowerPoint形式で書き出し可能。グループ内でデータを共有し、アイデア会議を続けることもできます。
※PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
9マスの四角形を使い、中央マスにテーマを書き込むことでアイデアを広げる発想法。
思考の整理や目標の設定などにも、幅広く活用が可能です。
中央マスに企画のお題を書き、思いついたアイデアの断片で周囲のマスを埋めていきます。
1で出たキーワードを、新しいノートの中心マスに置き、さらに具体的なアイデアを発想。合計で8×8のアイデアが量産できます。
チェックリスト形式でアイデアを発想する、ブレーンストーミングの考案者である
A・F・オズボーンによる思考フォーマット。
9種の質問に答えていくだけで新しいアイデアが生まれます。
このフォーマットを見ながら、手元の〈Kumikae-Note〉の9マスに質問の答えを記入していきます。
ナイン・スリーは、9つのアイデア出し×3ラウンドを行い、各回のベストアイデアを選び抜く方法です。
時間をずらし、壁に貼り出すことで、アイデアを客観的に検証します。
9マスのふせんに、1枚1アイデアを書き出し、壁に貼り出します。
貼り出した9つのアイデアの中から、ベストアイデアを1つ選びます。
新たに別のアイデアを9つ考え、先ほどと同様壁に貼り出しベストアイデアを1つ選びます。
3ラウンド目も同様のやり方でベストアイデアを1つ選び、各回のベストアイデア3つを提案します。